【ソウル=AP】韓国は2009年8月19日、同国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」を打ち上げる予定だ。
成功すれば、世界で10番目の人工衛星打ち上げ国となる。韓国は、「科学衛星発射」を名目に長距離ミサイル開発を進めてきた北朝鮮とは対照的に、国際的に承認された形で、宇宙開発の先進国入りを目指している。
計画では、羅老号は同国南部の羅老宇宙センターから南方に打ち上げ、衛星を地球周回軌道に乗せる。管制は、政府系機関の航空宇宙研究院が担当する。
韓国は、金大中(キムデジュン)政権当時の2002年に、衛星搭載ロケット打ち上げの基本方針を決定し、2004年に盧武鉉(ノムヒョン)大統領が訪露して、ロシアとの間で、協力協定を結んだ。
羅老号は2段式で、1段目のエンジンはロシアから導入し、2段目は韓国が独自開発した。
ロシアをパートナーとした理由について、韓国当局は、「複数の国に打診したが、ロシアが一番好意的だった」と説明。韓国のマスコミは、米国の技術移転に関する規制が厳しいことが一因だと指摘している。
羅老号が搭載する人工衛星は、重量約100キロと小型で、大気観測が目的だ。
日本のH2-Aも同様にアメリカの技術移転に関する規制に苦しめられて来た。
敗戦国として航空機やロケットなど、あらゆる技術開発を禁止させられアメリカの言いなりになり、航空機もロケット技術も全て多額のお金を出してアメリカから買って来た。
この煮え湯を飲まされた技術者は、このままアメリカの言いなりになり、技術をアメリカに支配される事に多大な危機感を抱いた。そして大型ロケットの自主開発を開始した。
韓国は今回、ロケット部はロシア製となったが、日本はロケットさえ自主開発したいと思い、数々の燃焼実験を繰り返し、幾度も失敗し続けた。
それくらい液体燃料ロケットの開発は困難なのだ。
今、日本は戦争技術ではない平和利用目的のロケットとしては唯一、完全な自前技術によってH-2Aロケットを打ち上げている。
少なくともロケット開発は、アメリカから完全に独立し、世界情勢の変化に関係なく打ち上げる事が出来るのを、自慢していいのだ。
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