◆チューナーの設定も勿論可能で、まず地域と国を選択し、マニュアルモードで登録する。その際、チャンネル毎の周波数が表示される。これは通常のビデオでは有り得ない。
画質は、赤が強いという印象。NTSCでは問題ないが、CCTVなどので録画システムをM-PALに詳細設定しない為のようだ。入力をAUTOにしても出力は各方式を細かく選択しなければならない。録画の場合、NTSCにも2種類あるように、PALにも2種類、SECAMもMESECAMを選択する必要がある。通常のSECAMでは録画できない。モノクロになってしまう。NTSCでも同様だった。THROUGHにしても画質は向上しない。全てをマニュアル設定する事が、高品位で録画したり、見る事に徹底している。尚、SVHSで録画したテープ以外は、SQPBはOFFにする必要がある。
第一印象は、国内のHi-FiビデオでSVHSではない機種に比べ、格段に軽い。中はICとSLIチップの塊だ。確かに日本の製品は国内専用なので、画質は良いだろうが、WORLD WIDE VIDEO SV-5000Wは、まるで白いキャンパスのようだ。絵の具やパテ、エアブラシ、筆、黒檀などは揃っているが、それを使いこなせないとキャンパスは落書きで無駄になってしまう。このビデオは使う国の人が自ら初期設定をするという、物凄いビデオだった。
1) 赤い画質は、シャープネスを最低にすると、日本のNTSCの色を再現する。
2) 入力AUTOで問題ないが、出力は、細かく指定すると高画質で見る事が出来る。
3) 日本の2万円ぐらいのビデオより、画質の細かい設定はなされていない。
4) SECAMはデジタルは受信できないので、判断は出来ない。
5) 純粋に高い映像変換を希望するなら、SONYのKV-14などの専用モニターテレビに軍配あり。
6) 外部入力は2系統。リモコンは大きい。しかしテレビをコントロールする事は出来ない。
7) 関心したのは、リモコンにジョグ・シャトルが付いている事。
8) 狙うなら中古品かオークション、又はジャンク品でしょう。
衛星放送受信に欠かせない映像変換コンバーターは、CDM-600が有名だが、SV5000Wに比べると価格が高い。単に変換するだけでありながら価格設定が高いのは古い製品だからだろう。
録画がそのままの方式で出来る事と、NTSCに変換して録画して見る事も出来るのだから、その性能には驚く。
デジタルチューナー内蔵の簡易タイプより遙かに画質は勝っている。民生用の日本の技術はこの分野では相当格差がついてしまったように思う。